No. 142 9/某 スキンシップ
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胸に塗ると鼻詰まりが緩和されるという小児用の薬、あれのコマーシャルでやっ
ていた、人に触れることで人間の治癒能力が上がるという話。あながち嘘じゃ
ないと感じる。治癒能力が上がるかどうかは別としてストレスが緩和されて病
気が早く直ったりだとか、病気にかかりにくいということもありえると思える。

ほかの人と触れ合うときに感じる、ほんのりと暖かい感触、なんとも幸せに包
まれるような感じは人間にとって重要なのかもしれない。毎日カルシウムを取
るためにせっせと牛乳を飲むこと以上に。

というようなことをあえて書いてみるのは最近そういったスキンシップがない
からで、それは裸で抱き合うとか言う行為ではなくとも、ちょっとした際に手
を触れるであるとかそういうことも含めての話で。

変な話だが、男っちゅーのは年中ヤリタイ生き物だと思われがちだが、いざそ
ういったことをしてみると、行為よりもただべたべたしているだけのいわゆる
チチクリアッテル事のほうが幸せ感が大きい時も多い。女性特有の感覚である
ようにかかれている場合が多いけれども。

赤ん坊は十分な栄養が与えられていても、母親とのスキンシップを完全に絶た
れた場合、成長に障害が発生したり、最悪には死んでしまうこともあるという。
聞いたときには嘘くせぇと思ったりしたが、そういったこともありえるかもし
れんなどと、ふと唐突に思い出して見たりするわけだ。友人との深夜の電話で
「嫁ぇ」などと騒ぎながら。