No. 176 1/10 見とれない
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休みの日に近くの本屋に行っていろいろと眺めていたら不思議な少女を
見つけてふと立ち止まる。紺色の制服に緑色の三本線というちょっと変
わったセーラー服で、名札をみると市内でも結構遠くの方の中学生らし
い。で、セーラー服の裾からシャツがでていて(全部でていたので故意に
しているのだろうが)それがパッションピンクだった。おまけにスカート
も膝丈よりちょっと上という中途半端な長さでなんだか今時のファッシ
ョンとはちょっと言い難い。165cmくらいの長身で、胸もお尻も"薄っぺ
らい"といっていいくらいに細く、一時流行ったもやしっ子という言い方
がはまる子だ。

どうしてその子に見とれたか、というと自分でも全然わからない。

で、冷静に分析するにその子の出す空気感というかそういったものが女
の子らしさをすべて消し去った物だったからなのかな、なんて思ったり
して。女の子らしさ。中・高生 程度の場合特に女の子感というのはマイ
ナスなイメージが多かったりするし。結構ザクザク来るひどいことを言
ったりとか、まぁ最近の山姥たちを見てもね。そういった感じとはほど
遠く見える彼女の姿にしばし見とれましたとさ。

追記。
で、CDの棚でさりげなくその子を観察していたら隣に来て同じ棚のあた
りをじーっと見るのでどきどきしてしまいましたとさ。だって妙に近づ
いてくるんだもの。匂いでもかがれるのかと思っちゃいました。