No. 213 4/10 性別じゃない
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なに?日付が逆行している? ま春だしそう言うこともあるでしょう。

仕事をしていて突然頭に浮かんだ台詞が「あなたの子供を産みたいの」だった
のだが、ふとそんなときに はて俺は自分の子供が欲しいか という事を考えて
しまう。

子孫としての自分のコピーが欲しいのか、愛する人のコピーが欲しいのか。二
人のアイノカタチとして欲しいのか。ふとそんなことを。

「あなたの子供を産みたいの」というのはどちらかというと愛する人のコピー
を作ってあげるわという香りに近いが、はて自分の腹の中で子供を暖められな
い男としてはああ、自分の子なのねという感覚がどうしても理性的でつまらな
くもちろんそこからあなたの子供を孕ませたいのなどとはならず、どちらかと
いうと、「うっしっし、俺の子供を産みやがれェ」という感じであり、またそ
れは子供なんて実はどうでも良くて 俺のために辛い事を受け入れる という事
を希望しているだけのような気がしないでもない。

とここまで考えて俺だったら大好きなあの子の子が欲しいよなとか思ったのだ
が、そうなると別に自分との間の子でなくても良いわけで、でもそれはなんか
違うって気がするのは違う男とやっちゃったってのを認めることになるからか
等と思ったりするわけだ。

いろいろ考えたところでまその予定もしばらく無いわけだし、捕らぬ狸のなん
とらやであるわけで、友人の奥さんが話していた「うちのだんなは女の子が好
きだけど嫁に出したくないから男の子がいいらしい」って言う話は妙にリアル
だよなとか思ったりしつつも、結局男って自分の嫁も、娘も二人目三人目のか
あちゃんにしたいだけなんだよなと思って仕事に戻るわけだ。(その間5秒)