最近、世捨て人というかちょっと変りつつある自分があります。
信号の無い横断歩道で車が来ていても構わず歩き出してみたり、
車を優先しようと人間を止めにかかっている警備員に「人が優
先だろ」と言ってみたり、無灯火の自転車はよけないとか。
友人がちらっとメールで書いていた事。精神の陰は突然やっ
てくるといういうような事。ちょっと気にはなりますが、むし
ろ今までよりもいらいらしていない、素直な自分がいたりしま
す。これが本当の姿なのか、だまされているのか、作っている
のか。また何かのきっかけがあれば何かあるのかも。
もう一つ変わりつつあること。都会の異常さを普通に感じてき
たこと。たとえば満員電車とか、ちょっとした食堂とか、異常
なほどの人の数、狭さ。朝、通勤で使用している駅の改札から
吐き出される人の山はどこへ消えているんだろうなんてあまり
考えなくなってきました。風呂と、トイレの狭さはどうにもた
まりませんが。
八戸で生活していて、近くのCD屋さんとか、ファストフードと
か24時間だったり、深夜までやっていたり。週末の映画館なん
てオールナイトは当たり前だったのに。実は都会はそんなこと
は無くて結構早く閉まってしまう事に気づいたりして。友人と
あっていても電車での移動時間は長いばかりで別れる時間は随
分と早くなくてはならなかったり。
先日の日曜。近くでリアカーをひいて焼きいもを売っている
姿を見掛けました。信じられない光景です。
先日大きな本屋で欲しい本が見付からず店員さんに聞いたとこ
ろ取り寄せには20日くらいかかると言われてしまいました。
こういうのは日本全国どこに住んでいても同じなのかもしれま
せん。だとすると、都会に住む意味とは。都会なんて人込みに
だまされているだけの田舎だというのに。