某日本最大級の通信会社との契約が明日切れるのに、
最終日にはなぜか現場作業と、データセンタと縁が
切れない。データセンタで死ねたら本望とか言わな
い様にしないと。
ということで、あちらこちらに挨拶。最初のプロジ
ェクトでは送別会まで開いてもらう。なんか照れく
さい。そうか、一年も一緒にやっていたんだもんなぁ。
帰り際、東京駅を歩いていたら階段にサラリーマン
が行き倒れていた。こういうときはどうしたらいい
のかと周りを見渡してみるが、みんな見てはいるが
素知らぬふりだ。周りに倣ってみるが気になるなぁ
などと思っていたら駅員さんがいたので、報告など
してみる。
「階段で人が倒れてますよ」
「(ぬなっ という顔)」
駅員さん2,3歩走り出すが、またこちらに戻ってくる。
「中央通路、６番線京浜東北のこっち側」
「(むむっと言う顔)」
その後駅員さんが二人走っていったので、報告した
のは正解だったのだろう。しかし、何にもしゃべら
ない駅員さんだなぁ。
嘘つきだと思われたくないので、駅員さんが見つけ
るまで無事行き倒れていましたように。