No. 568 3/9 ワーナーのポップコーン大きすぎ
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えっとね、久しぶりに映画の感想でも書いてみようかな、と。

「猟奇的な彼女」観てきました。近くのレイトショーに入ったので。
公開すぐはすごく観たかったんだけど、公開館が少なかったり、貧乏
だったり、忙しかったりで観られなくて。ちょっと自分の中で熱が冷
め始めていたのが吉と出ました。言ってしまえばですねストーリはチ
ープで見る前から結末までなんとなく予想できている話でしたが。

見終わってですねぇ、彼女の行動パターンがすべて理解できるように
なると最初のシーンのセリフひとつが全然違った意味に思えるのです
ね。彼女が「ウザッ」ってな顔で話したりするんですけど、それが最
後まで見てから思い出すと、あれ?最初からベタ惚れ?とか。おいお
いそれは八つ当たりだろ、てな言葉もすべて意味をなしてくる。丁寧
な説明が無い映画なのでいろいろな解釈ができる作品でもあるんです
けどいろいろな伏線が効いていて、答えがわかると違った見え方にな
ってくるなかなか不思議な作りでした。見終わった直後にまた観たく
なる映画って久しぶりに見つけました。
ちょっと冗長なシーンがあったり、前述の通り細かい説明がなかった
りするので日本映画で飽きちゃう人はなかなか向かないかも。あと、
ギャグのセンスとかが香港映画的なので、これが駄目な人もだめかな
ぁ。とりあえず、私的には今年一番の候補になってます。あ、一番駄
目な映画はもう決まってます。多分これを抜くのはないと思いますけ
れど。模倣犯。

帰ってきてから各種掲示板などで皆さんの評を読んだんですが....字
幕に追われてか画面が全然見えてない人、意外と多いんですね。ちょ
っと驚き。