＃トーキョーリミックス と言う番組が好きで、観ている。
都会に住む7人の若者達が夢や希望に向けて紆余曲折している様を
ただDVで録画、上手に編集している(様な)番組だ。
出てくる彼らのセリフは、最近の若者らしからぬ叙情的な言葉で
ちょっと作っているなぁと言う感じもするし、サブカル系の雑誌
なんかでメンバー集めればこんな感じという気もする。
番組の冒頭で言っている、ドキュメンタリーでも無くドラマでも
無いと言うナレーションは実によく当てはまる。
去年の秋から初冬にかけて、そして今年に入ってから短期で2回
ほど都会の空気を吸った私は、その夜の景色に心奪われた。
それは、綺麗な夜景でも、星空でも無く、酔っぱらいで賑わう繁
華街であったり、激しく行き交う人の流れ、電車の喧騒や汚い
川に映るそれらの明かりであったりしたのだが。
「20世紀ノスタルジア」と言う広末涼子が主演を撮らなければ話
題に成らなかったかもしれない映画があるが、その中で主人公は
ビデオカメラ片手に夜の都会をさまよい歩く。
似たような欲望が私の中に微妙に有ることに最近気づいた。
何を訴えたいのか、それは分からないのだが。自分自身。