No. 756 2/12 お祭りに乗ってみる
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ひと月ほど前、友人から加藤いづみのイベントライブが静岡で行
われるがどうか、との打診が来た。三連休ではあるがまぁ当たる
かどうか判らないので応募をお願いしておいた。で、当たったら
しいので旅に出ることにする。

二人とも早起きが苦手なので案の定遅くに旅立ち、途中海老名の
PAで吉野家に行列を発見する。そうか今日は11日か。吉野家が牛
丼の販売を終了してから1年、一日限定復活とのことで各テレビ
ニュースで取り上げられていたあの日なのだ。牛丼、というモノ
はBSEショックでなくなったかのようにいわれているが今でも
らんぷ亭、すき家、松屋、サンボ、牛丼太郎などで普通に食べら
れるものである。しかし、各ニュースは何ゆえ吉野家の以外は牛丼
ではないかのようなスタイルで「牛丼最後の日」「牛丼復活の日」
などと報道するのか、と憤りながら最後尾に並ぶ。

各地では売り切れ続出でお祭り騒ぎが終焉している頃、PAという
性格上、行列と言っても10人程度の列にて牛丼を購入したところ、
牛丼復活の日に食べたよ証明書をくれた。牛丼をもぐもぐしなが
らその証明書を開いたりひっくり返したりする。記されているア
メリカ産ばら肉にこだわる理由、というのになんとなく納得はし
つつ、やはり全頭検査は必須であろうという私の思いは増幅する。

安くておいしい牛丼を、とはいうがより安全であればさらに嬉し
い。骨格や肉質で生後24ヶ月以内の判定を行う、という方法が
渋谷を歩いている女性の年齢を想像するのと同じくらい当てにな
らない気がしてならない。いや、実際に聞いたその返答すら「ほ
んとかよ!」と疑いつつも信用しなければならない、そんな適当
な方法にしか思えないのだ。

今回使用した牛肉は2003年12月以前だかに輸入したものらしいが、
古くないのかと疑問に思ったのだが、それについては国際冷凍ナ
ントカ会の牛肉保存推奨値 24ヶ月以内であることが先ほどの証明
書に記されていた。こういった不安が出ることもちょっとは予想
していたようだ。

なお、注文時につゆ抜きを指定したのだがどこかの駅前の某店
とは違いきっちり対応してくれた。なんとなく牛丼へのこだわり
を感じましたとさ。

長くなったので、その2へ。