No. 833 9/4 恋焦がれない
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夜中に眠れなくて「ハチミツとクローバー」とか「彼氏彼女の事情」とか時間潰し
に読んでみたりする。別に懐古趣味じゃないけど、若い頃っていいなとか思ったり。

30も超えてこんなことを言っているのもアレではあるけれど、人との付き合いを真
剣に考えたり、狂おしいほど人を好きになってみたり、ちょっとした事でドキドキ
してみたりとか。特にカレカノの前半なんか、恋の始まりから付き合い始める所く
らいまでの描写を自分の経験と重ねて見たりするわけで。

最近、仕事の話くらいしかしてないし、そもそも話をする機会も無いので真剣に考
えたりとかも無いもんなぁ。当り障りの無い話をケラケラするのもいいけれど、な
にか人と話してみるべき事があるんじゃないかと思ってみたりする。
それはいまさら人との付き合い方をどうこう言う話ではなく、30代には30代の話っ
てのがあるはずだとね、そう思うワケですよ。いろいろ経験不足で薄い人間なのに、
シミュレーションすらしないとどんどん薄くなって透けてしまうような気がして。
気が付いたら透明な存在というのになりそうだなぁ、とか危機感を覚えるわけです
よ。(犯罪をするって意味じゃないぞ)

全然関係ない話だけれども、氷室冴子とか読んでた若い頃、共通の認識語というの
に憧れたもんです。「白い手のイゾルデ」「コールフィールド少年」「ヤマアラシ
のジレンマ」「ヒギンズ教授」とかね。最近だと「ノルウェイの緑ちゃん」とかに
なるのか?。いやまぁ、やっていることは「パルプンテ」とか「偉い人にはそれが
わからんのですよ」「ナナとハチ」と全く同じではあるんだけど。

恋人や友人の全てが同じ方向性であることを希望しているわけではないのだけれど、
嗜好・思考・指向 が近い人が近くに一人くらい欲しいもんだね、と。

...やっぱり懐古趣味かね。

恋がしたいのか、共に高めあってゆきたいのか、若い頃に戻りたいのか自分でも分
からなくなってきたよ...。